本来は、抜けにくい構造になっている頭髪なのにはげるのはなぜ?

AGA, 育毛

髪は抜けづらい構成になっている

 

 
頭髪の構成については、頭髪自身は断面にすると内部から、毛髄質、毛皮質、毛小皮と3つの箇所からなっています。
頭髪を指で挟んで毛先に沿う様に動かすとスムーズに動きますが、それとは逆に毛先から滑らせるとひっかかるような感覚があります。

この現象は一番外側の頭髪の表層、皮膚にあたる毛小皮が、いくつかのうろこが毛根から毛先に向けて、重なったようになっているためです。

また、毛根の中の元の部分は毛球といって丸くなっていることが分かります。

さらにそこを支えている皮膚の部分にもうろこ状の層があって、ブレーキ役を果たしています。

つまり、 こうした構成で髪は抜けづらいようになっている のです。

ここで頭髪の生涯を簡単に確認してみましょう。頭髪は根っ子の部位の毛毋から細胞が分離して、その細胞が栄養分を受けて上に押し上げられるようにして伸びていきます。

 

大部分の毛髪が成長期にある

 

さて、頭髪の生え育つ3つの段階の1番目が、毛髪を包みこんでいる毛包が最も活動的に働く成長期です。

これは毛毋の細胞分離も活動的に進展して、栄養分がスムーズに溶け込んで毛髪が伸び進めるときです。

人間に例えると生まれた乳児が10代の後半あたりまで、グングン育つような期間です。

さて2番目の階段が退縮期です。この時期になると、毛包での毛髪の生育がストップします。
この時期は約2週間あたりだと考えられています。

そして一番最後が休止期です。毛包の機能が全てストップして、毛包自身の長さも成長期の2分の1から3分の1くらいに縮小されしまいます。

皮膚に埋もれていた毛髪の下の周辺が収縮してしまってギザギザになります。

この状態の毛髪は下の丸みが消え去り、こん棒のような形となってしまうために棍毛と呼ばれます。

この状況になると髪の生涯の終了です。

しかしながら、この時期になった時にもうすでに下の方では新規で毛髪が成長期に入って、新しく毛髪の生成をスタートさせているのです。

この新しい毛髪が発育して、頭皮に到着することで以前の毛髪を押し上げて、棍毛を抜けさせていくのです。

この休止期はおよそ3~4ヵ月と考えられています。

この周期を継続して髪は生えたり抜けたりします。

これが1本の毛髪の一生涯ですが、毛髪の場合はほとんどのケースで、太い毛髪、細い毛髪、中間の太さの毛髪の3本がひとつの毛穴にセットになって生えています。

毛髪を抜いて顕微鏡などで閲覧していると、3つのステップのどの段階にあったかがわかります。

健康的な人の毛髪を調査すると、毛髪の85~90%は成長期にあります。

そして、1%が中間期、他の9~14%が休止期です。